セルフ脱毛の頻度はどれくらいが理想?効果がでるまでの回数と6つの注意事項 脱毛コラム ホーム » 脱毛コラム » セルフ脱毛の頻度はどれくらいが理想?効果がでるまでの回数と6つの注意事項 セルフ脱毛の頻度はどれくらいが理想?効果がでるまでの回数と6つの注意事項 今、セルフ脱毛がかなり話題になっていますが、これから利用したい人は、たくさんの疑問を持たれているはずです。 そのひとつに、セルフ脱毛はどれくらいの頻度で通えば効果がでるのか、ではないでしょうか。 サロンやクリニックの脱毛でも数回は通わないといけないのに、無人のセルフ脱毛サロンだと何十回も通わないといけないのかと心配になるものです。 そこで今回は、セルフ脱毛の頻度についてお話ししますので参考にしてみてください。 目次 セルフ脱毛を効果的にするための適正な頻度は? セルフ脱毛と言っても、自分で脱毛器を使ってする方法と、サロンに行って専用の機器を使用しての方法に分けられます。 もちろん、機械によっても大きく異なりますが家庭用脱毛器は、1週間~2週間に1回の頻度、セルフ脱毛サロンでは2週間〜1ヶ月に1回ほどの頻度が理想的です。 セルフ脱毛サロンで、毛周期に合わせて施術が必要な場合には、2ヵ月に1回くらいの頻度という場合もあります。 セルフ脱毛が初心者の場合、少しでもはやく肌をツルツルにしたいと考え、毎日脱毛したいものです。 しかし、脱毛は毎日しても意味がないため、適度な頻度で利用するべきです。 セルフ脱毛の頻度を無視して利用すると効果はどうなる? セルフ脱毛は、適度な間隔をあけて行なうのがベストですが、それを無視して進めるとさまざまなデメリットがあります。 脱毛効果を期待できなくなる 脱毛方式によりもちろん異なりますが、熱破壊式のセルフ脱毛は毎日利用しても、効果に期待できなくなります。 なぜなら、毛周期が関係していることで、一度の脱毛に効果が出やすい毛には限りがあるからです。 毛周期とは、毛が生える成長前期から成長後期、退行期、休止期の4段階で構成されています。 脱毛効果が最も期待できるのは、成長前期から成長後期の間と言われています。 つまり、退行期や休止期にいくらセルフ脱毛をしても効果に期待できないというわけです。 また、熱破壊式の他に蓄熱式の脱毛方式の場合も、平均2週間という周期でのセルフ脱毛が推奨されています。 肌のトラブルが発生しやすくなる セルフ脱毛に限らず照射する機器は、少なからず肌に影響があることはなんとなく理解できるはずです。 なぜなら、セルフ脱毛の後は、目に見えていなくても肌に熱がこもり乾燥している状態だからです。 当然ながら、肌に熱がこもると何らかのトラブルにつながる可能性があります。 例えば、極端に肌の乾燥がすすむと痛みやかゆみの原因となります。 また炎症や色素沈着が引き起こされるなど、悪影響を及ぼしてしまいます。 セルフ脱毛の間隔を規定よりも短くすればするほど、肌トラブルのリスクが高まります。 それによって結果的に脱毛効果も薄れてしまうことになりかねませんので注意が必要です。 時間とお金の無駄になる セルフ脱毛を毎日のようにやり続けたとしても、時間とお金の無駄になってしまいます。 やはり、毛周期や肌の状況を考えますと、毎日のセルフ脱毛はまったく意味がありません。 できるだけ安く脱毛をしたいと考えてセルフ脱毛を選んでいるはずなのに、時間もお金も無駄になれば元も子もありません。 ただし、今日は腕だけ、明日は足だけというように照射場所が異なる場合は、セルフ脱毛を毎日しても問題ありません。 セルフ脱毛を正しい頻度で行うといつ効果がでてくる? セルフ脱毛で気になるのは、正しい頻度で行うと、どれくらいの期間で効果がでてくるのか、ではないでしょうか。 一般的な家庭用脱毛機器であれば5〜10回程度、サロンの機器であれば3〜5回程度で効果を実感できます。 とはいえ、5回10回はあくまで効果を実感できる段階ですから、完全に脱毛できるというわけではありません。 ただ、サロンでのセルフ脱毛は出力が高めに設定されているため、はやい段階で効果に期待できます。 少しでも脱毛をはやく終わらせたいのであれば、市販の脱毛機器ではなく、サロンの専用の機器を使われることをおすすめします。 セルフ脱毛を正しい頻度で行う以外に注意するべきことは? セルフ脱毛は正しい頻度で行うのはとても重要ですが、それ以外にも注意するべきことがあります。 間隔をあけすぎない セルフ脱毛は頻度を短くしすぎるのは良くありませんが、逆に間隔をあけすぎるのもよくありません。 なぜなら、毛周期が関係するため脱毛効果を得られなくなる可能性があるからです。 セルフ脱毛の間隔があき過ぎてしまうと、本来成長期であった毛が休止期・退行期に入ってしまいます。 その結果、正しい頻度でセルフ脱毛を行なった場合と比べて、脱毛完了に必要な回数が増えてしまうということになりかねません。 脱毛の頻度は短かすぎても長すぎても効果が少なくなるため、難しいですが、機器やサロン推奨の適切な頻度を守ってセルフ脱毛を行うようにしましょう。 毛抜きのセルフ脱毛はNG 意外かもしれませんが、セルフ脱毛をする場合、毛抜きでの脱毛はNGです。 なぜなら、セルフ脱毛で照射される光は、ムダ毛に向けて当てられるからです。 毛抜きで抜いてしまうと、機器が反応するポイントがなくなるため効果に期待できなくなってしまいます。 事前の毛の処理は重要ですが、できるだけシェーバーなどで無理のない方法を選ぶようにしましょう。 除毛クリームの使用もNG セルフ脱毛中は毛抜きでの処理がNGですが、除毛クリームも同様に使用を控えるべきです。 とくに、除毛クリームの後にセルフ脱毛の機器を利用すると肌のかぶれや赤みが発生し、炎症につながります。 これは、除毛クリームに含まれている成分に影響があるからです。 除毛クリームは、脱毛したい場所に塗るだけであっという間に毛が抜けていきますが、肌にも強い負荷が同時にかかっています。 そのような状態で、威力の強い機器を当ててしまうと、肌への影響は計り知れません。 できるだけ安全に脱毛するためにも、脱毛前や後に関係なくシェーバー以外の余計なことはしないようにしましょう。 出力を強くしすぎない サロンのセルフ脱毛の機器は、出力が高めに設定されてます。 さらに、機器によっては照射レベルを変更できます。 照射レベルを強くすればするほど効果に期待できますが、それだけ肌への影響が心配されます。 肌が弱いのであれば、無理して機器の強度を高くする必要はありません。 照射レベルが強くなれば、肌が極度に乾燥してしまい、肌トラブルにつながります。 はやくキレイにしたいという気持ちはあるかもしれませんが、無理のないような適切な出力レベルを選びましょう。 セルフ脱毛の後はしっかり保湿をしておく セルフ脱毛後は、当然ながら肌に負担がかかり敏感な状態になっています。 そのため、どれだけ肌トラブルを理解し対策できるのかが重要です。 セルフ脱毛後は、徹底的な保湿と紫外線対策をしておくといいでしょう。 また、セルフ脱毛後に痛みや痒みを感じる場合には、十分に冷却をします。 肌が落ち着くまでは、無理に続けて脱毛はしないようにするべきです。 セルフ脱毛で難しい箇所は誰かに協力してもらう いくらセルフ脱毛を正しい頻度で行ったところで、ひとりでは対応が難しい背中の効果は期待できません。 そこで、家族や友人、恋人などにお願いをして助けてもらうという方法があります。 多くのセルフ脱毛サロンでは、セルフ脱毛をしない、もうひとりの入店を許可しているケースが多い傾向にあります。 それは、他の人が機器を利用して脱毛したい人を助けられるからです。 また、脱毛したい人を誘って行けば、一人分の料金でふたりとも脱毛できるというメリットもあります。 セルフ脱毛で手の届かない部位を効率的にキレイに行うためには、家族や友人の協力も必要不可欠です。 まとめ ムダ毛にコンプレックスがある人は、少しでもはやく脱毛をしたいと考え、機器を短い間隔で当ててしまいたいと思うものです。 ですが、あまりにも頻度を短くしすぎたり開けすぎたりしすぎると、効果がないばかりか肌へのダメージが心配されます。 肌へのダメージが強くなると、セルフ脱毛すらできなくなってしまい、余計にゴールが見えなくなってしまいます。 セルフ脱毛を効果的にするためには、適度な間隔で利用することを知っておきましょう。 この記事を書いた人 7年間エステティシャンとして従事し、2級認定脱毛士資格(日本脱毛安全普及協会)を保有。正しく安全な脱毛知識や最新の美容トレンド情報を発信すべく脱毛コラムを執筆。"楽しく分かりやすく"をモットーにセルフ脱毛を身近に感じていただけるよう、疑問や不安に応えるコンテンツを連載しています。 佐々木はるか 美容脱毛ライター|元エステティシャン コラム一覧戻る