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セルフ脱毛前の自己処理はいつがベスト?トラブル事例を徹底解説

セルフ脱毛を行う際、自己処理をするタイミングについて悩む方もいるでしょう。

脱毛サロンやクリニックでは、当日にシェービングを依頼して施術を受けられますが、セルフ脱毛でも当日に剃るのがベストなのでしょうか。

この記事では、安全性を重視した自己処理のタイミングについて詳しく解説します。

目次

セルフ脱毛で自己処理をするタイミングは2つ

セルフ脱毛 自己処理2

セルフ脱毛における自己処理のタイミングは事前と事後があります。

それぞれのタイミングについて解説します。

セルフ脱毛を行う前日

セルフ脱毛を行う際には、施術する部位の毛を事前に剃っておく必要があります。

結論から言えば自己処理をする最適なタイミングは前日です。早めに剃ってしまうと毛が伸びすぎてしまい、火傷などの原因になる可能性があります。

また、当日に剃る方法もありますが、剃毛によるダメージを受けた肌に施術することになり、さらなる負担がかかってしまいます。

それらを踏まえて丁度良いタイミングが前日の自己処理です。

セルフ脱毛後に気になったタイミング

セルフ脱毛をした後に毛が生えてきて気になることがありますが、その場合は脱毛から約2週間後を目安に剃ると良いでしょう。

脱毛方式や施術の仕方によっては、すぐに毛が生えてくることもあります。

数週間後になってから気になり始めた場合でも、剃ってしまって問題ありません。

脱毛直後は肌が敏感になっているため、一定の期間を空けてから処理をするようにしましょう。

セルフ脱毛で自己処理しないと起こり得るトラブル

セルフ脱毛 自己処理3

セルフ脱毛では、自己処理を怠ったり、剃るタイミングが適切でなかったりすると、トラブルが発生する可能性があります。

ここでは、毛が生えたままセルフ脱毛を行った場合に起こり得るトラブルについて解説します。

脱毛の効率が下がる

毛をしっかり剃らず脱毛器を使うと、しっかり剃ったときに比べて脱毛効率が低下します。

光脱毛の場合、照射によって毛母細胞など毛を生やす細胞に刺激を与えていきます。

しかし、毛が生えたままだと光が毛に吸収されてしまい、毛包や毛根へ十分な光エネルギーが届かないことがあります。

脱毛機は毛をきれいに剃った状態で使用することを前提に設計されているため、剃らずに使うと十分な効果が得られません。

火傷や痛みの原因になる

毛を剃るタイミングを誤るとトラブルの原因になってしまいます。

もし長い毛が残った状態で脱毛機を使用すると、毛に過剰なエネルギーが加わり、痛みを感じたり発熱して火傷を引き起こしたりする可能性があります。

さらに、毛を剃った直後の肌は敏感になりやすいため、同様に火傷や痛みが発生しやすくなります。

肌を休ませるためにも、前日までに自己処理を済ませておくことが大切です。

セルフ脱毛での自己処理のポイント・注意点

セルフ脱毛 自己処理4

セルフ脱毛での自己処理は、剃るタイミングだけでなく剃り方も大切です。

ここでは、セルフ脱毛を始める方が知っておきたい自己処理のポイントと注意点を紹介します。

電気シェーバーで剃る

自己処理の際は、電気シェーバーを使うのがおすすめです。

カミソリに慣れている方は使用しても構いませんが、肌に傷がつくと脱毛時にトラブルの原因となってしまいます。

電気シェーバーは、刃が表面に直接当たらないので肌に優しい処理方法です。

肌をできるだけ良好な状態に保つことが、セルフ脱毛を成功させるポイントです。

できるだけ毛の流れに逆らわないように刺激を抑えながら処理を行いましょう。

フェイス用の電気シェーバーは、細かな産毛もキャッチし安全に毛を剃ることができるような設計になっています。

ですので、フェイス用の電気シェーバーで全身の自己処理を行うのもおすすめです。

除毛クリームや毛抜きは使わない

自己処理の際は、除毛クリームや毛抜きを使わないことが大切です。

除毛クリームや脱毛用ワックスは肌への刺激が強く、脱毛時に痛みなどのトラブルを引き起こす原因になる可能性があります。

毛抜きは毛を根元から抜き取ることができますが、毛穴に傷がつき、感染や腫れを引き起こすリスクがあります。

さらに、毛抜きを使うと脱毛器が照射する光が毛根や毛包に届かなくなるため、自己処理では使用しないようにしましょう。

届かない箇所は手伝ってもらう

セルフ脱毛では、自己処理が難しい部位をスタッフにシェービングしてもらえません。

背中のように手が届きにくい部位は、気心の知れた友達や家族などに手伝ってもらうのがおすすめです。

ペアで利用できるセルフ脱毛サロンもたくさんあるため、処理後にはサロンへ一緒に出かけてもよいでしょう。

脱毛器で処理しにくい部分もケアしやすくなるため、個人で行うよりも脱毛効率が高まるメリットがあります。

セルフ脱毛の自己処理後に行うことは?

セルフ脱毛 自己処理5

セルフ脱毛の自己処理後に行った方が良いことは保湿です。

電気シェーバーは、最も肌への負担が軽い自己処理の方法ですが、それでも脱毛期間中には入念な保湿が脱毛効率を上げるために大切です。

肌の水分量がしっかりと保てているとスルッと抜ける毛も多くなります。

そのため、自己処理後にはクリームや専用ジェル、化粧水など自分の肌に合ったものを使用ししっかりと保湿ケアに努めましょう。

まとめ

セルフ脱毛サロンの店舗入口写真

セルフ脱毛で毛を剃るタイミングは、施術の前日と毛の伸びが気になった場合には施術2週間後以降が理想的です。

施術前に剃らないと肌トラブルの原因になるため、前日を目安にきれいに剃っておきましょう。

施術後は肌の回復を考慮し、できれば2週間程度は剃らないことをおすすめします。

ですが1週間以上空けた後でお肌の様子が問題なければ剃っても問題ありません。

セルフ脱毛の前日に電気シェーバーを使用し、肌をいたわって安全に自己処理を行うことを心がけましょう。

この記事を書いた人

7年間エステティシャンとして従事し、2級認定脱毛士資格(日本脱毛安全普及協会)を保有。正しく安全な脱毛知識や最新の美容トレンド情報を発信すべく脱毛コラムを執筆。"楽しく分かりやすく"をモットーにセルフ脱毛を身近に感じていただけるよう、疑問や不安に応えるコンテンツを連載しています。
2級認定脱毛士の施術の様子
佐々木はるか
美容脱毛ライター|元エステティシャン

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